かつとしコラム

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◆〜まごころ〜


議員の仕事をしていると揮毫を依頼されることは珍しくない。
自分ではまだまだ恐れ多いと思っても、「こんな有名でもない議員に…」と思っても、有難いことに様々な方面からお話をいただく。
色紙や石碑の場合もあるし、扇面の場合もある。

私は書道が得意とはとても言えず、その都度たいへん緊張し失敗作も多発しているが、こういう無名の時代の字を誰かが見てくれると思うとそれだけで身が引き締まり感謝の念でいっぱいになるものだ。いつか、「あの時の金田さんの色紙をもらっておいてよかった」と言っていただけるように頑張ろうと鼓舞される瞬間でもある。

書く内容は、時によって様々だが、私の場合自分で決められるときは座右の銘である「敬天愛人」か「至誠」が多い。
「至誠、天に通ず」という。
どんな小さな仕事でも一つ一つ大切に大切にこなしていくことの積み重ねこそが後々一番生きるのがこの職業でもある。

含んだ墨の一滴に本当の真心を込めるその瞬間をこれからも大切にしたい。

3月4日扇面に
まだ雅号を持つに至っていないので落款には「感謝」と「夢」の字を入れ

 

 

 

 
 

 

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