かつとしコラム

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◆「踏ん張り」

 4月も終わりに近づき、秋田を車で走っていると桜が今にも咲きそうだ。統一地方選挙の応援もあってここ数週間秋田で過ごすことが多くなっているが、久々に議員会館に戻って気づいたことがあった。

 参議院議員の任期は6年。前回再選されたときに、絨毯も取り替えてもらい椅子カバーも新調した。そのときも痛みが激しく、椅子カバーは破れていた。そして今回、6年目に入ると約束していたかのように、クリーニングで糊付けされた真っ白の椅子カバーの肘掛け部分が見事に破れてしまった。

 もう一つ、これは今回初めてのことだが、絨毯の私の足がちょうど当たる部分がすり切れて毛がなくなってしまっている。この6年、議運の筆頭理事で院内の議院運営委員長室にいたり、外務副大臣で外務省の副大臣室にいたりすることが多かったはずだが、靴で毎日擦っていただのだろう。時には嬉しくて、時には悲しくて悔しくて、踏ん張っていたかもしれない。

 歯をくいしばってやってきたことも多いように思う。やりがいがあって意気揚々としていたことの方が頭に残っているが、この絨毯を見ていると、そういえば新しい事への挑戦も多く、地元の難しい課題も多かったなあと思う。文字通りこの6年間の「踏ん張り」が胸を突くのは、自分の選挙を前にして緊張しているせいだろうか。

 平成19年4月20日
県議会で自民単独過半数という朗報に接し更に気を引き締めて

  

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