かつとしコラム

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◆「歯」

 

怒涛の夏が終わり、秋風が身に染みる。人生の大転換期を私は今懸命に生きている。夏までだ!と体も随分酷使してきた。あちこちガタがくるのを騙し騙し使ってきたから、この際一気に治してしまおうと思っている。

さはさりながら、浪人中とはいえさまざまな会に招んでいただいたり、東京では例年の要望活動に同行したり、結構日程がきついのも事実だ。先日、県内主要経済団体の要望活動をしたところ、財務省や国土交通省の大臣以下幹部から、要望事項に対する力強い反応とともに私への過分ともいえる激励を頂き、感激したりもした。

経済団体の要望事項は、ひいては県内景気・雇用に直結し、すなわち市民生活につながる大事なものだ。その意味で、企業や団体というものは市民の声を代弁する者であると、また、たとえすぐには理解しにくくともそうでなければならないと、中央に届ける使命を改めて感じている。

そんな中、『俺はもう待てない!』と悲鳴を上げたのが、歯だ。
長年のつけがたたって、次々と症状が噴出。治療台に座るだけで痛い気がするほど苦手な歯医者さんに真面目に通うことになりそうだ。確か"厚生労働族!"とかいわれていたころ『8020運動(80歳まで20本の歯を)』などと唱えていた覚えがある。



思えば今回の浪人時間は、天が私に与えてくれた「スペシャルメンテナンス期間」かもしれない。足元を固め、一人一人と心のつながりをもう一度見直せと。
それに現役だとどうしても自分の体のことは後回しだから。

平成19年霜月2日
仙台に向かうこまち車中で、何弁当にするか悩みつつ

  

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