保護司
この度、ご推薦もあって法務大臣から委嘱を受け保護司に任命された。
こんな身の上だからお受けしてよいのだろうかと随分悩んだが、折角頂戴した機会なので、自分のできる範囲のことをさせていただこうと思う。
保護司とは、保護観察中の少年や元被告人と面会して早期更正を手助けするのが務め。県内に649人が名を連ねる。
こう見えても私は、大蔵省(現財務省)で法務省担当主計官時代、保護司の方々実情を伺ったり、女房が長年「社会を明るくする運動」に参加したりしていたので、少しは理解しているつもりだったが、昨日初めて、保護司としての研修を受けてその重要性を改めて実感した。
「あなたを、社会が必要としているのです」
真心で語りかけること。
通じるかな・・・。
そう思いながら、逆にその言葉が自分の胸に突き刺さる。
2007年 12月 13日