2008年 2月
東京には各町・各地区さまざまな秋田県人会がある。
他県と比べたことはないが、秋田県はかなり数も多く盛大で結束力が強い。
ふるさとから上京して、苦労も多く、不安でやるせない気持ちを癒すのが、県人会での“きりたんぽ”だったという人も多い。
先日は、農林水産省の秋田県人会に呼んでいただいた。
農林省には、さすが農業県秋田県の出身者が多く、歴史ある県人会だ。
久々にお会いできた喜びをかみしめ、たくさんの励ましに密かに胸がじ~んとなった。
「皆さんの活躍をいつも嬉しく思っているが、農業の現場は実に苦しい。現場を見て、秋田の農家の苦しみを自分のものとして政策に反映させてほしい。私もその声を届けたい。」
2008年 2月 29日
秋田は葉たばこの生産が盛んだ。
世界的な禁煙ムードの中状況は決して楽観できないものだが、先日、県下第二の葉たばこ生産地である男鹿地区の大会に出席した。
その後・・・エレキギターを手に「若美ベンチャーズ!」
「思い出の渚」を歌わせていただきました。
楽しかった~~~!
2008年 2月 28日
月曜日、「秋田の港湾と国際化を考えるシンポジウム」にパネリストとして参加した。
このシンポジウムは数年前から定期的に開催しているもので、「環日本海シーアンドレール構想」という誠にスケールの大きいプロジェクトの可能性を探るものだ。
地図をひっくり返してみると、ユーラシア大陸と日本列島に挟まれた日本海はまるで湖。
シベリア鉄道を整備し、日本海の海運と接続させることによって、秋田とロシアやヨーロッパを直接結ぶという構想だ。
なるほど、私の肩書きが「元外務副大臣」となっていることにも納得。
同じパネリストだった自動車会社の幹部は、サンクトペテルブルクの工場への部品供給について。また木材会社の幹部は、極東のベニヤ板工場からのコンテナ輸送について、それぞれシベリア鉄道の利用を力説。
これは夢のある話だが、限りなく現実に近い話なのだ。
必要なのは決断。
経済界と行政・政治、そして県民一人一人が「遠い話だ」と思わず「やろうぜ」と決断できるかだ。
2008年 2月 27日
「あきた北空港」の名で親しまれる大館能代空港にて。
県北からの移動にはやはり便利だ。
ゆったりとして、静かな空間で朝のひととき。
東京での仕事を頭の中でシュミレーションしつつ。
2008年 2月 24日
私には高校の同級生という誠に心強い味方がいる。
大蔵省勤務時代、初出馬から12年間の参議院時代ともに、順風満帆のときはもちろん、苦境に立たされたときにそっと励ましてくれた恩人たちがたくさんいる。
それぞれが人生の実りのときを迎え、各所で大事な地位についているが、現文部科学省事務次官銭谷眞美くん(敬愛の情をこめてこう呼んでいる)もその一人だ。
教育という、日本の未来を担う仕事を一身に背負いながら、彼はいつでも秋田弁と柔らかな物腰を失わない。
久々に霞ヶ関の彼の部屋を訪ねた私を、彼はいつもどおり笑って迎えてくれた。
このあと、元の重厚な建物を残したまま近代的なビルになった文部科学省の中から出るのに、私は迷ってしまったのだった。。。(苦笑)
2008年 2月 23日
10日も前の話になるが、韓国ソウルで国宝一号の「南大門」が放火によって焼失した。我々がソウルを訪問すると必ず見る立派な建物だけに、衝撃も大きかった。
その後の報道は、防犯・防災管理体制のずさんさ、文化財保護施策の遅れ、と言った点に集中しているように見える。
確かに基本的な防犯・防災措置は必要だろう。自然災害もある。
日本も文化財保護対策には力を入れている。
しかし、思えば国宝級の文化財もすべて、その国の国民が歴史の中で築き上げてきたものであり、本来国民の中に自然に存在すべきものかもしれない。
その国民を疑い、あるいは警戒し、防犯・防災措置を強化しなければというのは、近代国家・政治の一つの流れであって、ある意味悲しい逆説である。
人々が本当に幸せならば政治に過度な関心をもたなくてもすんでいくように、国が本当の意味でなすべきなのは、国民をして「放火をしよう」という思いに駆られるような状況に陥らせたりしないことだ。
これは本当に理想であるが、決して忘れてはいけない理想だと思う。
2008年 2月 22日
復活しました!前回のブログを見たという方から、思いもかけず「大丈夫?」と心配していただきました。おかげさまで、すっかり元気になりまた回り始めまています。さらに元気に、一人でも多くの人と触れ合えるように頑張ります!
2008年 2月 21日
3日前から何だかおかしいと思っていたところ、おととい夜から発熱。
昨日、朝の日程には予定通り出席したものの、午後にはとうとう40.2度!!!
生まれてはじめての数値にびっくり。
前回仕事を休んだのは、確か10年程前の12月予算編成期だった。
今は薬で抑えているが、少々の休養が必要らしい。
ちょっと走りすぎたようだ。
2008年 2月 18日
15日(金)トンボ返りで上京。
東京永田町で、野呂田芳成先生の出版記念パーティーに出席した。
本の題名は、『思い切なれば必ず遂ぐるなり』。
年間にすさまじい冊数を読破。世界各国を旅し、深い信念が貫かれた政治生活。
日々の活動に翻弄されがちな私は、学ぶところが多い。
2008年 2月 16日
秋田は連日暴風と大雪だ。
10m先が見えないほどの大荒れの天気で、先へ進むのが億劫になるときもある。
そんな中、こうして温かいお出迎えを頂くと本当にありがたく、心がホッとする。
お一人お一人のぬくもりが、私にとって前へ進む力となり励みになる。
2008年 2月 14日
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