稲刈
10月に入って、稲の様子と天気と相談しながら、春に田植えを手伝った田んぼでの稲刈りに参加させてもらった。
案の定、朝から不穏な空模様。昼前に撤収と相成ったが、黄金に実った田んぼで汗を流すのは、言葉にならない幸福感だった。
昔からこうやって、みんなで幸福を感じながら実りの秋を迎えていたんだなあと思い、「瑞穂の国」は、いつから豊作で米価下落を心配しなければいけないような国になってしまったのだろうとしみじみ考えた。
過剰米の実勢価格による国庫買い上げ等の下支え策はもちろん、国の成り立ち根本に立ち返って、農政を考え直さなければならない。
2008年 10月 17日