一周忌
7月5日は、参議院に出るときから私の後援会長だった辻兵吉 元秋田県商工会議所連合会長の一周忌だった。
私は30代のころから、正月に帰省した折には必ず辻先輩の自宅にお邪魔して、秋田の将来・日本の政治経済について教えを請い、その後寝台特急あけぼのに乗って、大蔵大臣時代からかわいがってもらった栃木の渡辺美智雄先生の地元事務所を訪ねるのがきまりだった。どちらも大学の先輩だ。
考えてみると、それが私の政治への目覚めだったように思う。
2年前の参議院選挙では、想像を超えるご苦労をかけてしまった。
辻先輩が期待されたような政治家像にまでたどり着く前にお別れの時を迎えた去年の夏。
悔しく、申し訳なく、悲しみを通り越して私はただ言葉がなかった。
早くも一周忌を迎え、今年もまた熱い夏がやってきた。頂いた御恩に報いるために、どうしても国政復帰を果たして墓前にご報告しなければならない。「秋田と日本のために働く」という初心をもう一度。
*一周忌法要の会場内に掲示された写真より・・・
2009年 7月 13日