一夜明けて
12日間の激闘が終わり、8月30日、日本全体が政権交代の現実に釘付けとなった。
私自身、「一寸先は闇」を地で行く8月を過ごし、8月31日の未明に比例区での議席確保という結果を得た。
2年前の夏の落選以来、一歩一歩、一軒一軒歩いてきた日々、
「がんばれよ」と励ましてくれた一人一人の顔が脳裏を駆け巡り、
感無量だった。
今回「かねだ勝年」と書いてくれた人の思いは、
「地域の切実な声を国政にしっかりと届けてくれ」という願いとともに、
「今の自民党はだめだ。しっかりと中から立て直せ」という強い怒りだったと思う。
昨日今日と、地元での挨拶まわりを続けているが、いよいよ国会が始まったら、それこそ全身全霊、現場感覚を国政に届け、政策に反映させなければならない。
私の所属する自民党は立派な野党になって、国と国民生活を守り抜き、そして農村を守り抜く党として出直さなければならない。
興奮と緊張感でなかなか眠れないのが実際だが、ぎりぎりの戦いを必死で応援してくれた皆さんが、「『かねだ』と書いてよかった」と心底思ってもらえるように、精進を重ねていく所存だ。
9月1日
2009年 9月 1日