ご支援頂いております皆様へ
去る3月10日朝、体調に異変を感じました。受診の結果「軽微な脳出血」とのことでありました。思考、言語には何ら支障はないものの、左半身に感覚障害があり、入院治療が必要となりました。
時おりしも、統一地方選挙の直前であり、また翌日には東日本大震災が発生し、一線を離れることは断腸の思いでありましたが、病床から電話での対応に止め、懸命にリハビリを続けています。
時節柄、皆様に具体的に復帰の時期を示せるまでは、私事を公にすることで、ご心配をお掛けすることは適切ではないとの考えで、公表は控えておりました。無理がたたったとはいえ、改めて、この間私がやるべきことを十分に果たせなかったことを心からお詫び申し上げます。
入院から1か月が経ち、医師団からは、病状を軽いこと経過が良いことから、リハビリを十分に行うことにより、6月半ばを目途に活動を再開できるとの説明を受けています。
リハビリ生活では、時にはくじけそうになりながらも、県民の皆様、同志の皆様のお顔を思い浮かべながら、また、大震災で被災された多くの方々の悲しみやご苦労に思いを致しながら、一刻も早く皆様の元に戻って仕事をしなければと、励んでいます。
秋田県・東北地方は、脳卒中・脳梗塞患者の多い地域です。私の父も兄も脳梗塞で倒れました。その痛みは、軽いとはいえ経験してみて初めて分かるところもありました。これまで、厚生労働分野の仕事も多く担当してきましたが、今後の政治活動においては、この経験を元にお役にたてることがさらに増えると考えています。
今しばらく、リハビリに専念するために地元に帰ることができませんが、皆様とは心一つに頑張って参ります。どうぞ、ご理解、ご支援賜りますようお願い申し上げます。
衆議院議員 金 田 勝 年 拝
2011年 4月 18日