臨時国会開会
2010年 10月 9日
「衆議院予算委員、自民党政務調査会副会長として
~臨時国会開会にあたり~」
10月1日、第176回臨時国会が開会となりました。
6月の突然の鳩山総理の辞任から菅内閣の発足、参議院選挙後の民主党代表選挙まで、日本の政治は4ヶ月もの間漂流し、世界からの信頼は著しく失墜しました。
先般の尖閣諸島における漁船侵犯事件にあたっての政府の右往左往ぶりは目を覆うものがありましたが、それは「国家」を預かる政権の体を成さない顕著な例です。
その間、参議院選挙において国民は民主党に過半数を与えず、政権運営に強烈な警鐘を鳴らしました。我々国会議員は、このことに謙虚にならなければならないと思います。
そして、私を含む自民党所属の国会議員は、「参議院選挙の結果は決して自民党への信任まで示して頂いたものではない」ということを胸に刻まなければなりません。
その上で、今臨時国会に臨み、与野党が真摯に国家の在り方を議論し、経済の回復と国民生活の安定のために、全身全霊を尽くさなければならないのです。
私は、自民党政務調査会副会長、衆議院予算委員としてのお役目を頂きました。菅政権の政策1つ1つについて厳しく検証し、国家国民のためにどうあるべきかを鋭く追及していくつもりです。
何より大切なことは、地元秋田2区を歩き続ける日々、お会いする一人一人の声です。完全失業率5.1パーセント、有効求人倍率0.46、基幹産業たる農林業になかなか希望を持てない状況下で、どう生活の展望を開いていくかについて、我が身のこととして政策を打ち立てていかねばなりません。
課題は重く切実です。しかし知恵の限りを尽くす覚悟を持っています。
そして、いよいよ来週からは予算委員会での本格的な論戦が始まります。皆さんも是非ご注目下さい。
Entry Filed under: 未分類