東北６県商工会議所連合会（丸森仲吾会長）と東北・北海道商工会議所連絡会議の代表者が１９日、財務省を訪れ、道路特定財源による道路網整備の財源確保など計１1項目の実現を求める要望書を谷垣 禎一財務相に提出した。
　両団体を代表して訪れたのは、秋田商工会議所の渡邉靖彦会頭ら県内商工会議所の代表７人。参議院議院の金田勝年氏が同行した。

　東北６県商工会議所連合会は、道路特定財源による地方道路整備の財源確保のほか、▽秋田新幹線と山形新幹線の延伸　▽政府系中小企業金融機関の支援機能の強化――など５項目を要望。東北・北海道商工会議所連絡 会議は、▽景気、雇用対策の促進　▽日本海沿岸東北自動車道を含む東北、北海道の高速道路の整備促進――など６項目を要望した。

　渡邉会頭は谷垣財務相に対し、「秋田もまだ景気が低迷しており、ハード面の整備の遅れが景気低迷の一因でもある」と要望への理解を深めた。

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