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平成18.3.9 秋田さきがけ新報より

ODA特別委質疑で答弁 「全身で質問受け止めた」

 参院に設置されたODA(政府開発援助)問題特別委の第一回の質疑が8日行われ、金田勝年外務副大臣が各党委員からの矢継ぎ早の質問に無難に答えた。終了後、「大臣に代わっての本格的な答弁となり、全身で質問を受け止めた」とほっと一息ついていた。

 麻生太郎外相が予算委出席のため、同特別委の答弁は金田副大臣がほぼ一手に引き受けた。コスト意識や説明責任などが不足しているとしてODA批判が強まる中、制度改革も視野に入れて設置されたのが特別委。各党委員からは「ODAに対する国民の評価は低い。有効な税金の使い方をしているのか」などと厳しい質問が相次いだ。

 金田副大臣は「30項目ほどの質問に答えたが、気の抜けない時間の連続。"顔の見えるODA"にするため、国会の審議を踏まえ改革すべきことは改革しなければ」と気を引き締めていた。

     
 
     
 

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