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H18.3.8 秋田さきがけ新報より

秋田―東京情報パイプライン懇談会開催
  「県外観光客呼び込め」――
県内経済人と官僚ら 県発展へ意見交換

 秋田商工会議所を中心とした県内経済人と、県にゆかりのある中央官僚らが意見交換する「秋田―東京情報パイプライン懇談会」が7日夜、東京・麹町のルポール麹町で開かれた。約60人が出席し、県勢発展に向け意見を交わした。

 懇談会は県出身または県に出向経験のある官僚や元官僚と、県経済人が情報のネットワークを構築し、未来の秋田像を探ろうと平成6年に設置。以来、隔年で開催しており今回が7回目。県内経済界から約20人、官僚側から約40人が出席した。

 同会議所の渡邉靖彦会頭が「本県経済界は今まで守りに徹してきたが、今後は外に攻め込む気概が必要。来年は秋田わか杉国体が開催され、秋田商工会議所が創立百周年を迎える節目の年。皆さんは秋田の強力な応援団であり、本県発展のため力添えをお願いしたい」と挨拶。

 官僚側を代表して、元建設省事務次官の橋本鋼太郎・首都高速道路社長が「競争だけでなく、ゆとりある生活の基盤をつくらなければならない。格差は少ない方がいい。県内経済人のように、まじめに起業する人が安心して生活できる政治を望みたい」、元林野庁長官の塚本隆久日本林業協会会長は「再来年は全国植樹祭が秋田県で開催され、国体と並んで全国規模のイベントが続く。県外観光客を呼び込む積極的な対応をしてほしい」と述べた。

 また、旧大蔵省時代から懇談会開催に関わっている金田勝年外務副大臣は、「出席者の皆さん、秋田の発展へ強い情熱と使命感を持っている。秋田と東京を結ぶパイプがさらに太くなり、発展に貢献してくれることを願いたい」と述べた。

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